発達障害の子どもの勉強について考える
発達障害とは、生まれつき脳の働きが一般の子どもとは異なっているために、成長するにつれて様々な症状が現れてくるものです。
もちろん勉強についても他の子どもとは異なることがよくありますし、それ以外にも言葉、行動、社会性など生活の上でのあらゆる面で違いに気づくことがあります。
注意しなければならないのは、発達障害とは決して単一の疾患や病気ではないことです。
そもそも病気と呼ぶのが適切かという観点もありますが、子どもによってそれぞれに異なった症状を示すのが特徴の一つであり、その状態にあった対応をすることが重要です。
これによって、大人になった時に社会生活を営んでいけるかどうかも大きく異なってくるからです。
典型的なものには、自閉症、注意多動性障害、学習障害などがあります。
自閉症とは主に他人とのコミュニケーションが苦手で、興味や行動に偏りが見られることが多いとされています。
注意多動性障害とは、突然の衝動的な行動とか、普通ならば払って然るべき注意を払わない、その場の思い付きの不注意な行動がよく見られます。
学習障害とは、全般的な知能には特に問題が認められないにも関わらず、読み書きとか計算などある特定の学習だけがとりわけ困難な状態を指します。
このように、それぞれに特徴を持った様々な症状を一括して発達障害と呼んでいるに過ぎませんから、個別の対応が何よりも大事になってくることはもはや説明するまでもないでしょう。